ゴー宣DOJO

BLOGブログ
小林よしのり
2015.9.17 13:56政治

従米法案成立のわしの見解


わしは憲法9条は100%信じてないが、集団的自衛権を

行使容認する安保法案は100%憲法違反であると断ずる。

ここまで違憲立法をしていいのかと言えば、いいはずが

ない。

わしが憲法改正したあとに、自衛権をはく奪するための

解釈改憲をされるようなものだ。

憲法9条でなく、「立憲主義」は守らねばならない。

 

今後、国家の小規模な危機は50%あるが、

国家の存立危機は、現行憲法のままでも、100%ない。

(ここに文句があるなら、受けて立つ)

従米法案の下では、日本が米軍の後方支援をして、

対テロ戦争に巻き込まれる確率は、将来的には

99%ある。

 

もっと深刻なのは、米国に対する国家の外交主権を

99%失うことであり、米軍基地は半永久的存続、

自衛隊は米軍の傭兵となり、国民の独立自尊の気風が、

100%失われることである。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ